SCENE 05
白いフクロウの扉
― 「3-25-47」のひみつ
黒い扉に、金色の番地 ―「3-25-47」。 じつはこれ、博多スタジオの、ほんとうの住所。 気づいた人だけの、ちいさな秘密です。
その扉の番をするのは、白いフクロウの「ルミ」。 夜の街でいちばんの物知りで、もの言わぬ案内人。 くるりと首をかしげて、こう言うようです。 ― この扉のむこうには、まだ誰も知らない物語があるんだよ、と。
扉は、開きません。 でも、楕円の小窓をのぞけば、見えるのです。 むこうの部屋で、いままさにはじまろうとしている、だれかの物語が。 そして、その部屋のさらに奥のドアのむこうにも ― うっすらと、また別の世界がつづいている。 物語のなかに、物語。世界のなかに、世界。
さあ、ルミに見送られて。 アイアンの飾りがゆれる小路を、次の扉へ。
この扉に込めた、想いと仕掛け
- "3-25-47" は本物の住所:博多スタジオの実際の番地。気づいた方だけが「あっ」と笑顔になる、ちいさな秘密。
- 白いフクロウ「ルミ」=この小路の案内人:アイアンの飾り棚にとまる白フクロウは、物語の語り部・道案内。名はルミ(フィンランド語で"雪"、そして"光/lumière"の響き)。このルミ1羽だけの、特別な存在です。
- 開かない、想像の扉:扉は実際には開きません。けれど楕円の小窓にはめ込まれた古い室内画が、"扉のむこうの物語"をのぞかせます。
- 入れ子の世界:その室内画をよく見ると、描かれた部屋のさらに奥のドアのむこうに、もう一つの世界がうっすらと。"物語のなかに物語"が潜む、気づいた方だけの細部。
- 独特なアイアンの装飾:このデザインに一目惚れして迎えたアイアンのウォールデコ。時を経た鉄の質感が小路の奥行きをつくります。
- 真鍮のドアノブ:使い込まれたアンティークの金具が、扉に物語の手触りを添えます。
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